2007年05月23日

業界研究、第1回は自動車です

ホームページについて、多くの会社は同業他社の動向を気にしています。それはまあ自然なことと思うのですが、実際には同業の会社がぜんぶホームページがうまくいっていなくて、全然異業種と戦っている、ということも多いものです。会社名で検索した人が、全く他の会社のホームページに行っている、ということだって少なくありません。

私がいるウェブの業界でも、制作会社出身でSEOの話をしていたり、技術系出身でマーケティングをやっていたり、従来の同業他社ではない会社がいっぱいあり、さらには個人サイトでも強力なものがいろいろありますから、昔のデザイン会社同士、広告代理店同士、といった同業の考え方ではうまく回らなくなっています。

うちの会社ではこれまでそうしたことに気付いていただきたいと考えてきました。

これからも基本は変わらないのですが、ただ、そうは言っても、みんな業界という範囲について考えないわけにはいかない。その中でうまくやっていくことがとても大切だということも変わらないわけですね。

データ屋である私としては、ひとまずその状況を確認しないと前に進めないな、と思ったので、順番に業界単位で調べ物をしてみることにしました。

それが、いなかどっとコム「業界研究」シリーズです。

検索に込められた顧客のニーズ、という切り口で、たくさん検索されている言葉で上位になっているサイト、ページを探しました。それは、多くの「ニーズが合致する訪問者」を集めている可能性があるし、会社がそこに力を入れていることの反映でもあります。

最初に自動車業界で3ヶ月データをとって、ドメイン単位で整理してみると、見事にトヨタさんが強いキーワード領域とホンダさんが強いキーワード領域が違っていたんですね。またその3ヶ月でblog.nissan.co.jpが急伸していたり、見事に会社のスタンスや力の入れ方が反映されていました。

自動車関連業界でも一般には知名度の低い会社が健闘していたり、全然異業種で、自動車メーカーよりも上位にいるサイトももちろんたくさんありました。

こうした状況をふまえて、どのサイトがどんな領域に強いとか、どんな分野のキーワードについてどんな傾向があるか、整理して目安を得ることは大切なことだと、やってみて改めて痛感した、面白かった、というのが正直なところ。これはぜひ皆さんにお知らせしなければ、ということで、本の形にまとめました。

いなかどっとコム業界研究シリーズ、第1回はその「自動車業界」編です。2回目は住宅業界、3回目はおそらく食品業界になると思いますが、順番にいろんな業界を季節変動がわかるぐらい追いかけていきたいと思っています。

誰ですか、石井が買い物したい業界ばかり採り上げていると言っているのは。

ここから、徐々に、「うちの会社はこんなコンテンツが足りないのだな」と気付いていただけるヒントブックにしていければ良いと思いますし、「こんなキーワードが増えているのか?」と隠れたトレンドを発見できるようなものにしていければ最高だと思っています。



n2ublog-00029 at 09:47 │Comments(0)TrackBack(0)

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